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| 船ダンス |
| 船箪笥は、江戸時代から明治にかけて我が国の輸送手段の中心だった北前船とか千石船と呼ばれる商船に積み込まれて使われたもので、狭い船内や携行にも便利なように小型化され、荒海にも耐えられるよう頑丈な木組みと鉄金具で保護されている。 また、船の利益は莫大なもので、船主の富と権力の象徴として装飾性の強いものが多い。船箪笥には、商取引に必要な帳面、金銭、印鑑、筆、硯などを収納していた懸硯 (かけすずり) や帳箱 (ちょうばこ) のほか、羽織袴などの衣裳を入れた半櫃 (はんがい) などの種類がある。 写真は、懸硯と呼ばれるタイプで、一種の手提げ金庫の様なもの。中央には帯金具が十文字に交わり、上側には持主の定紋が付けてある。他にも透し彫り金具や大きな錠前、蝶番などが扉全体を覆い尽くし豪華である。外側は堅い欅材が使われ、内部には総桐製の抽斗(ひきだし)と隠し箱が仕込んである。 (府中家具木工資料館のHPより) |
| フレンチポリッシュ |
| 18世紀中頃にフランスで始められた家具の塗装方法です。主にインドや中近東に生息する「ラック虫」の分泌物を生成したシェラックをアルコールで薄め使用します。それまで使われていたオイルや蜜蝋等による仕上げより木目自体の美しさを引き出すため、マホガニーやローズウッドを使うようになったのとあわせ仕上げ塗装の主流となりました。 塗装の手間と時間が非常にかかるのと、塗膜が熱とアルコールに弱いため20世紀に入ってセルロース系の吹き付け塗装法が工業生産的に始まると急速に廃れていきました。 現在、家具においてはアンティーク家具の修復以外ではほとんど一般的ではありませんし、この技術を受け継ぐ職人の数も激減しています。 (アンティーク・ファーニチャー・レストアラー 服部 篤典氏のHPより) |
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